2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

墓参り

娘が二度目の妊娠をして、つわりがひどくて何も出来ない状態に陥っていると聞いて、妻が泊りで家事応援に行くことになり送っていきました。 二歳半の孫がいるのですが、妻が仕事をしていますので訪問をすることが少ないので、久しぶりに行って顔を見せますと…

冥途の旅 奪衣婆(だつえば)

三途の川を渡りきると一本の木が立っています。この木は「衣領樹」(えりょうじゅ)と呼ばれています。 この木の下で爺さんと婆さんが死者が来るのを待っています。 爺さんは懸衣翁(けんえおう)と言い、婆さんは懸衣嫗(けんえおう)と言います。 この婆さ…

我住まい近辺の風景

我住まいは右側に見える武庫川団地です 団地内は緑が多いし、周辺は武庫川あり甲子園浜ありで散歩が楽しくなります。散歩しながらデジカメをぶら下げて撮りました。ここをクリックしてください動画が見れます

人生は登り坂(No19)

5年生からはクラブ活動が週一であります。 どのクラブに入るかを申告しなければいけません。私は田舎育ちで何にもわかりません。 隣の席の八田は珠算クラブに入るといいました。そいつは私が転校してきた時から優しくしてくれていましたので、自分も珠算ク…

家紋

写真は私の家の家紋です。 柏に剣があしらっていますので剣柏と言います。 紋の起源は公家が牛車、また家具調度品、衣服に付けた文様に由来します。 飾りとして付けた文様がいつの間にかその家の所持品であることを表すようになり、その文様がその家の家名を…

まだいける紫陽花観賞 頼光寺ご紹介

兵庫県川西市東畦野2−17−2 能勢電鉄畦野駅から徒歩10分です 拝観料 無料 駐車場有 無料狭い境内ですが落ち着いた趣のあるお寺です。・お寺紹介 頼光寺(らいこうじ)は源満仲公の夫人の法如尼が発願し、子の源賢僧都(幼名女丸)によって建てられたと…

花の命はみじかくて

妻は花が大好きです。私も以前からよく花を見に行っていまして趣味が合いますので今年の春は沢山花の写真を撮りました。 写真の方は相も変わらず上達はしないのですが、沢山の花に接しました。 「花の命は短くて」という言葉がありますが、今年ほどその言葉…

羽織の起源の胴服(どうふく)

写真は「江」のドラマの一場面です。 上に着ているのは胴服と言います。 公家や武家の上級者が普段着として上に羽織っていた短い表着(うわぎ)です。 襟は半纏(はんてん)と同じ形をしていて袖は広袖に成っています。 広袖というのは袖口が袖幅いっぱいに…

三途の川

冥途の旅に出て第一法廷の裁判が終わると次にたどりつくのは有名な三途の川です。 とうとうと流れる大河を向う岸に渡るのです。 川を渡るのに三通りあるところから三途の川と言われています。橋がかかっていますが渡れるのは善人だけです。悪人でも罪の浅い…

紫陽花

梅雨のどんよりとした空色に微笑みかける紫陽花 満面に咲き誇っているが豪華というよりも清楚で控えめに映る 花色は華やかというよりも粋な色目が多いので爽やかだが寂しさも感じる 緑の葉は瑞々しく花色を引き立てる 外気は汗ばむほどに暑くなってきている…

エンゲージ・リング

人類学者エドワード・ウエスタマークは「人間結婚史」で、腰の周りに巻いた布を男女がお互いの愛情の誓約として交換した。これが衣服の源であると説いています。 これがやがて指に結ぶリボンとなり、更に形を変えてエンゲージ・リングとなったと言っています…

黄色い財布

よく世間一般には黄色い財布を持てば金運に恵まれると言われています。 何故黄色なのか。 これは大昔からの五行説から来ています。 五行説は中国の戦国時代に漢の時代に生まれたものです。 宇宙の現象や人間の運勢など全てを木、火、土、金、水の循環、消長…

昔の手打ちパチンコ(人生の思い出No7の附則その一)

当時の阪神出屋敷の駅前は阪神工業地帯で工員さんや職人さんが多くて、繁栄していました。 駅前には駅を降りて直ぐにパチンコ屋がありました。 当時のパチンコ屋はパチンコ台の裏側には出玉を継ぎ足す為に女性が中に入っていました。 「おねーちゃん玉が出へ…

和服の柄と装身具の起源

写真は古代の女性像です。 古代では何かが有る時は、写真にみられるように女性は鬘(かつら=草花で髪を飾る)を巻きました。 これを桂とも言います。 頭に巻くターバン針巻ともいいます。 このルーツは挿頭花(かんざし)で、花の生命を自分の体につけるこ…

死出の旅を覗いてみましょう

日本人は亡くなれば大方の人は仏式で葬られると思います。 そこで今日は満中陰に付いて考えて見ます。 仏教では死ねば六道(ろくどう)の世界に転生(てんしょう)すると言われています。 六道のどの世界に転生するかは前世の行いによって決まります。 私達…

和服の襟合わせ左上前は何時から

写真は古代の男女の服装です。 男子は衣褌(きぬはかま)様式 女子は衣裳(きぬも)様式です。 女性の写真を見て頂ければわかりますが古代の襟合わせは左衽(さじん)です。 よく右前とか左前とか言います。前とは体に接する方という意味です。 衽(じん)も…

(人生の思い出No7)

よくよく考えれば大福餅なんかいくら売れたとしても一家5人が食べて行けるはずがないのです。 早々に露店はやめてある時から親父が阪神電車の車体を洗う仕事に行きました。今は車の洗車のように機械で洗うのですが、その時代はまだ機械がありませんので長い…

男の料理  山椒ちりめん

山椒は小粒でピリリット辛い。 山椒の辛さは大人の味ですね。 肉丼に山椒の粉を振り掛ければ風味が増します。 写真の山椒にはところどころに細かい小枝が付いたままですが、山椒は買ってきてそれをきれいに取り除くのが大変です。根気のいる作業で疲れました…

襟合わせ

小袖が衣服の中心になった桃山時代には正式には白の小袖、色の小袖、柄物の小袖と三枚重ねていました。 その着装方は写真に見られるように一枚づつ前合わせをして着装していました。 平和な時代が続きますと優美に成ってくるのは世の習いで、元禄頃になりま…

経済か生命か

大阪府の橋下徹知事が原発の新規建設や稼働期間の延長をやめる方針を表明したことを受け、 高速増殖炉「もんじゅ」など原発3基が立地する福井県敦賀市の河瀬一治市長は2日の記者会見で、 「発言は、非常に残念。真意を問いたい」と述べ、橋下知事に会談を…

下着重ね

礼装は男女共に下着を重ねて着装します。 重ね着のルーツは十二単に起因します。小袖が衣服の中心になるのは安土桃山時代です。 当時の正式な着装は十二単の着装に倣って、一番下には肌着用の白の小袖を着て、中には十二単の五衣に倣って色物の小袖を着て、…

大阪府議員削減嬉しいです

大阪府議員定数109から88に削減する削減案が「大阪維新の会」の多数で可決されました。 国会議員の数も多すぎる削減しろというのが国民大多数の意向です。 国も地方も議員の数が多すぎます。私達素人には政治のことは分かりませんが、同じ議員の中で削減す…

「江」の時代の肩衣袴と江戸時代後期の裃

武家の通常公服は直垂(したたれ)であったものが、素襖の袖が邪魔で肩で結んでいる写真に見られるよう に、「江」の時代になりますと直垂系統の袖が取り除かれて肩衣袴が誕生します。肩衣袴は別名「手無し」などと呼ばれました。 江戸時代になり平和な時代…

結婚記念日

昨日は結婚して初めての結婚記念日でした。 一昨年の8月に始めてデートをして昨年の6月に式を挙げました。 6月2日は彼女の誕生日ですから忘れことなくお祝いが出来るように、彼女の誕生日を結婚式の日に決めたわけです。 昨日は彼女と最初にデートをした…

「江」の時代の肩衣袴に付いて

写真は「江」に出てくる男性の服装です。 武家の服装は室町期に整備され、江戸時代になりますと身分によって明確に服制が整備されます。 大礼時には将軍はAの公家の衣冠束帯を着装する時もあります。 二条城には大政奉還の模様が人形で展示されており,将軍…

仏教から来た言葉「乞食」

仏教語では「こつじき」と読みます。 食物を乞い求めて歩くこと、またその人のことを言います。 元来僧は物を生産する仕事の一切を禁じられていました。そこで人々の家を訪れ、鉢を捧げて施しを受けました。 これは出家した僧たちの生活手段であると同時に一…