エンゲージ・リング


人類学者エドワード・ウエスタマークは「人間結婚史」で、腰の周りに巻いた布を男女がお互いの愛情の誓約として交換した。これが衣服の源であると説いています。
これがやがて指に結ぶリボンとなり、更に形を変えてエンゲージ・リングとなったと言っています。
 古代ギリシャでも愛情の表現はお互いにリボンを指に結びつけることで表しました。
それが髪に結ぶようになり、頭に戴いて月桂冠や花輪になり、それが現在のティアラにと発展していきました。
 愛情の心は結び付くという心境から結ぶという行為がなされそれが発展して行ったと思われます。
 結婚式では和装の場合は角隠しや髪飾りをつけます。
洋装の時はティアラを冠ります。
和装の場合でも現在はエンゲージリングの交換はありますが、それがなければ男性は何も付けませんね。