西国三十番札所宝厳寺(竹生島)


宝厳寺(ほうごんじ)は、滋賀県長浜市竹生島(ちくぶしま)にある真言宗豊山派(ぶざんは)の寺院である。山号(寺院に冠する称号)を巌金山(がんこんさん)と称する。
 本尊は弁才天観音堂本尊は千手観音)、開基(創立者)は聖武天皇の命により、僧・行基が開創したとされている。


 西国三十三箇所音霊場の第30番札所であるとともに、弁才天信仰の聖地でもあり、日本三大弁才天の1つにも数えられている(他の2つは厳島神社江島神社とされている)。
 

 宝厳寺と都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)の他にはみやげ物店が数軒あるだけで、文字通り信仰の島である。
 現在は宝厳寺と都久夫須麻神社という「寺」と「神社」に分かれているが、このように区別されるようになったのは、明治時代初期の神仏分離令以降のことで、平安時代から近世まで神仏習合の信仰が行われていました。
 延喜式神名帳には、近江国浅井郡の社として都久夫須麻神社の名があり、祭神は浅井姫命(あざいひめのみこと)とされていた。浅井姫命は、浅井氏の氏神とも言われ、湖水を支配する神とも言われており、平安時代末期頃から、この神は仏教の弁才天(元来はインド起源の河神)と同一視されるようになったようです。
 近世には宝厳寺は観音と弁才天霊場として栄える一方で、都久夫須麻神社は宝厳寺と一体化し、寺と神社の区別はなくなっていました。


 平日なのに人が多かったです。船賃が往復で5800円でした高い。長浜から乗ったのですが、片道券も販売していましたので「何で」と不思議に思いましたが、竹生島からは三ヶ所の航路がありますので、帰路の都合でコースを選択できるわけです。それが分かって片道券があることに納得でした。

http://www.youtube.com/watch?v=3s4_eZ5ETvs 竹生島の写真です