三方五湖


三方五湖(みかたごこ)は、福井県三方郡美浜町と同県三方上中郡若狭町に跨って位置する5つの湖の総称です。国指定の名勝で、若狭湾国定公園に属しています。湖の周囲には梅畑が広がる景勝地でもあります。
 五湖とはレインボーライン山頂公園から見下ろした時に、海に面して一番左にある日向湖(ひるがこ=海水)、日向湖の左上に見える久々子湖(くぐしこ=汽水)、手前の一番大きな湖は水月湖(すいげつこ=汽水)、水月湖の上、久々湖の右に見える菅湖(すがこ=汽水)、水月湖の右上に見える
三方湖(みかたこ=淡水)からなりたっており、すべての湖はつながっているそうです。
汽水とは淡水と海水が交わっている塩分濃度の低い水のことだそうです。

 五湖はそれぞれに異なった水質ですから晴れた日に照らされた湖面は水面の色を異にし、左に見える日本海の海面と競い合って素晴らしいロケーションだそうです。
私たちが行った日は靄がかかっていまして、その色はみえませんでしたが、素晴らしいダイスペクタルな景色を満喫してきました。

 山頂公園のケーブル乗り場にタヌキが置いてあります。
民話にある「大名ダヌキ角兵ヱ」というそうです。
角兵ヱは、大名行列が大好きで、村人を騙したり少し迷惑な意地悪たぬきでしたが、漁師たちが海へ漁に出て、魚が捕れない時に、角兵ヱに教えてもらい、不思議と大漁になったそうです。
また、台風などで海が荒れることを、前もって教えられ、大変助かったそうです。
村人にとってそんな角兵ヱが大好きでした。
いつの日からか、大好きなこのたぬきを「大名だぬき角兵ヱ」と呼ぶようになったそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=R22hnMQMPxo 五湖の写真です