仮設に住む人にとって大事なのは笑い


石巻の仮説で自分も妻、子供、母親の四人を亡くした人が、仮設住宅自治会の会長を引き受けて頑張っておられる様子をテレビで放映していました。
 亡くなられた奥さんは民生委員をされていたそうで、地震が起きて世話をしている人が心配だからと、見回りに行かれて波にさらわれて亡くなったそうです。奥さんはそうして人のお世話をされて来た人ですから、「おとうさん後は頼んだよ」と言われているような気がする。だかから自分も大変な状況だが、妻の意思を継いで、お役に立てればと思い自治会長を引き受けたと言われていました。
 これは皆様方もテレビで見られた人もいらっしゃるとおもいますが、その放映されているテレビを見て感じた事、心配になったことがあります。
 その自治会では色々なイベントを考えて行なっておられるそうで、毎週お菓子を持ち寄ってお茶会を行なっているそうです。そこに出席する人は色々な人とお知り合いになれて、楽しくお話が出来て楽しいと感想を述べられていました。
 非常によいことをされているなぁーと思ったのですが、テレビを見ていますとその会に出ておられるのはほとんどが女性で男性の姿がまばらなのです。仮説には男性も沢山入居されているはずなのに男性の姿はあまり見えませんでした。
 男性は引っ込み思案で人付き合いが苦手で下手な人が多いのですね。その点女性はすごいです。
くよくよ考えてもどうにもならないものはならないのが真実ですから、気分高揚のために積極的に人と交わりをもって、たわいのない会話にでも加わっていけば、気が紛れて健康にもプラスに働くと思うのですが、男性はそれができない人の方が多いのですね。
どうしてなんでしょうね。西欧の男性のようにもっと積極的に社交を行わないと自分が寂しい思いをすると思うのですが、如何でしょうか。