自我の強い人は損


前回「損な人」で色々な人がいることを記しましたが、今回も同じく書きます。
お客様は神様という言葉があります。それは絶対の選択権は客側にあるということだけです。
 こういうブログでも記したことに対して、抗議文や批判の記事を書いて寄こす人があるのですが、腹立たしく感じたり、嫌なことを書く人だと思えば見なければいいのです。それが道理ですが、そんな理屈にはお構いなく自分の気持ちだけで言動を起こす人は少なくありません。
 着付に行っても、自分が出来ないのだから任せる以外にないのに、着付をしているあいだ中この人で大丈夫だろうかと、さぐりさぐりしながらチェックをいれている人も少なくありません。
そういう人の心というものははっきりとわかります。
分かってもその程度は無理もないことだと理解ができますので、我慢をしていますがそういう人は正直言って好きになれませんね。
 その程度だと仕方がありませんが、中にはお腹が出ているからなんとかしてその出っ張りを目立たなくしてやりたいと思って、タオルを出してくださいと頼みますと、自分では肥えていることは分かっているので、その上にタオルを入れると余計に肥えて見えるのではと勝手に解釈して、タオルを使うことを拒否する人もいます。
 「お腹が出ているから」とは言えないので、それとなくタオルを出して下さいと言っているのですから、素直に用意してくれればいいのに、素直でない人は言いにくいことを言わせるようにしてしまうのです。そういう自我の強い人には遠回しに言っても通じませんので、「お腹が出ているので、このままでは不細工でしょう」「このお腹の出っ張りを消すのにタオルを出してくださいとお願いしているのです」とはっきり言います。
「このままでは不細工でしょう」と言われれば逆らえませんので、「最近は肥えてきて、痩せたいのですがなかなか痩せれませんわぁー」と繕いながらタオルを出しにいきます。
 そういう場合は必ず「最近肥えてきて」と言います。若い時から肥えていたのかもしれませんが、
「以前はスマートだったのですよ」ということを含ませるようにして言うのです。おかしいですね。
そんなことはどうでもいいのです、私たちはプロなのですからプロの言うことを受けて、言われるがままに素直に動いて頂ければ嫌な話題に触れなくてもいいのにね。自我の強い人は自分では正しいと思いながら、恥ずかしい言動を取っていることが多いですね。