バラ寿司


節分に巻き寿司を巻きました。
私の母の巻き寿司は高野豆腐.干瓢、みつばというごく普通のものですが、妻は愛媛の実家の母の作り方を引き継いで、細長いソーセージを半分に切って入れ、卵焼き、牛蒡と人参を海苔の長さに細く切って味付けをしたもの、ほうれんそうを牛蒡と人参を煮た煮汁でサット湯通しして十分に水切りをしたもの、甘めの沢庵をこれも牛蒡のように細く切ったもの、それから干し椎茸を戻して少し甘い目に煮たもの、これだけの分を定番で入れます。
 私の母は寿司屋で言えば普通の安い巻き寿司ですが、妻のは太巻きというものです。
 私の母の巻き寿司もあっさりして美味しかったのですが、妻の巻く巻き寿司も食べればこくがあって非常に美味しいです。
 巻き寿司を巻くときは二日前には椎茸を水に浸けておいて戻し、前日には椎茸と牛蒡と人参を先に煮て味を浸み込ませておきます。
そのように手間をかけて折角煮ていた椎茸を巻き寿司に入れるのを忘れてしまいましたので、翌日は写真のバラ寿司を作りました。
これは全て私が作りました、すし酢は市販のすし酢を使っていますので簡単です。
温かいご飯にすし酢を入れて混ぜて、次に椎茸とちりめんじゃこを入れてまぜます。
その上に紅ショウガと錦糸卵とうなぎを乗せただけのものです。
バラ寿司はやはり椎茸を入れないと駄目ですね。椎茸を入れると美味しいです。