悪事を働くこと。身もち(所行、品行)のよくないこと。そういう人をいいます。
獄道と書く事もあるそうです。
江戸時代から一般に使われた言葉で、現在ではヤクザ、侠客を言う場合が多いようで、そのイメージから悪い人、救いようのない人間という感は免れません。


 これとよく似た言葉に「外道」というのがあります。
これも、もとは仏教の言葉です。
釈迦と同じ時代に6人の宗祖、教祖がいたと言われています。
仏教以外の「ほかの教えを語るもの」というところから、外の道、即ち外道という言葉が出来たようです。
今では人の道、本筋から外れた者を蔑む言葉として使われています。