MRI

昨日で脳腫瘍の術後3回目のMRIの追跡調査です。
脳腫瘍を宣告されたときはもう駄目かと思いました。
西宮協立病院は脳神経外科では関西一という評判ですから、手術で死ぬということはないだろう。
もう駄目かというのは、非常に高い確率で手足、言語などの後遺症が現れるということにたいしてです。
 私はお金がないので6人部屋に入りましたが、私を除く5人の方は術後のリハビリで泣いていました。5人とも入院中のリハビリだけでは大きな改善がないので、協立は山手にリハビリ専用の病院がありますので、そこに転院させられていました。
術後歩けるようになって入院病棟を散歩しましたが、病室の中の様子を窺うと、皆さんが後遺症で苦しんでおられるようで痛ましい光景でした。
私のように何の後遺症もなく退院出来たのが奇跡的といえます。
 脳梗塞や脳溢血で倒れる方は大方の人は突然病魔に襲われます。
突然襲われて手術をして、あくる日から手足が麻痺して歩くのも困難になります。
 入院をしていた時の同室の人たちを見ていますと、あれでは社会復帰は到底無理だろうという状態の方々でした。本当に怖い病気ですね。
 今年の追跡検査も異常なしで幸いでしたが、MRIの検査は気持ちのいいものではありませんねえ。
ギーギー、ガーガー、ジージーとやかましいです。イヤホンで音楽を聞かせてくれるのですが音楽なんか聞こえません。

検査途中で我慢できなくて逃げ出す人も少なくないと聞いています。
こんなに技術が発達しているのですから、なんとか静かにならないでしょうかね。
 妻は仕事が休みなので一緒に付いて行ってくれましたが、私達はまだ新婚ですから元気でいてやらないと申し訳がありません。