(人生の思い出No5の附則その一)


私には腹違いの兄弟が4人います。4人とも私の家には来たことがありません。
次女の姉は高石の隣の羽衣に住んでいましたので私はよく遊びに行きました。
姉の隣には長男が住んでいましたが、兄貴の嫁さんには馴染めなかったので、姉の所に遊びに行っても隣の兄貴の家に上がったことはありませんでした。
 尼崎に引っ越してからのことです。隣の兄貴のことで姉が尼崎まで親父を訪ねてきたことがあります。
また何かやらかしたのかもしれません。その時に偶然出屋敷の駅前で姉夫婦を見かけました。姉夫婦は家に来てご飯を食べることがないように腹ごしらえを先にしていたのです。
その時に家に来て食べればいいのにと淋しく感じたことがあります。
大きくなって分かったことですが、義兄弟というものは、母親が同じであればまた違っていたのかもしれませんが、腹違いという関係はあまり親しみを感じることはないようです。
それが証拠に私も大きくなってから全く行かなくなり、今は生きているのか否かも分かりませんし、気にかけたことはありまあせん。
 兄や姉たちは家に寄り付かなかったのは、母は実子の私達には優しかったけど腹違いの姉や兄たちには厳しかったのではないかと、大人になった今ではおもいます。
姉たちも可哀想な立場だったのです。
 私達子供の頃と比べると現在は離婚率が高まっています。
子供たちにとっては新しい親が出来ても感単には馴染めないでしょう。
私も離婚をしていますが、子供の気持ちを考えると離婚は罪が深いですね。