葉付きかぶら


鳴尾にある関西スパーでは木曜日に朝市が行われています。
先日もやっていましたので、ちょっとのぞきますと葉付きのかぶらが一束100円で売っていましたので二束買いました。
二束しか残っていなかったのです。
 かぶらは葉付きで売られていることが多いのですが、大抵は葉が痛んでいて葉を食べるというのは難しい状態に成っています。ところが今回のものは葉がきれいなので思わず買ってしまいました。
 帰ってきて根といえばよいのか、または実と言えばよいのかよくわかりませんが、そちらの方は薄くスライス状に切って塩を振りかけて少し寝かして水を出してから良く水切をして甘酢に漬けました。
4〜5日すれば頂けるのではないでしょうか。
 葉の方は細かく切って油で炒めました。
先に固い茎の方を入れそれがしんなりとしてから葉の柔らかい分を入れ、だしの素少々と、醤油、砂糖、酒少々を入れ水気が飛ぶまで炒め最後にゴマ油とチリメンジョコをいれました。
それが写真の分です。
 妻は大根の葉は食べたことがあるけれども、かぶらの葉を食べるのは初めて言っていましたが「美味しい」と言って喜んで食べてくれました。
 私の母は病弱でよく寝込みました。そんな時に「進ちゃん三和に行ってあれを置かってきてくれる」と言われてよく買いにいきました。
 買ってくるとこれはこうして煮てほしいとか、これは焼いてほしいとかよく手伝わされました。そういう母譲りの家庭料理しか作れませんが、最近は料理に少し磨きがかかってきた様に思います。
 これは愛する人がいて、その人に少しでも美味しいものを食べさせてあげたいという愛情がそうさせてくれているのでしょう。
 料理は義務的に作るようになると、味気のない料理と同じで味気のない夫婦生活になってしまいます。