無惨な顔


この無惨な顔。この顔を見ますと若い時に喧嘩をしてボコボコにやられた時のことを思い出します。
これはそんなに格好が良いことではありません。
喧嘩なんか勝っても負けても恥かしいだけですから、いまはそういう雰囲気になりかけたときは「ごめん」とか「済みません」と先に謝るようにしていますが若いときは引くことを知りませんのでよくやりました。
喧嘩なんかいくら強くても自慢にはなりませんが、相手が脅かしてきたときは「やるんやったら何時でもやってやる」という根性だけは感じさせるようなものを持っていないと舐めらていじめられたりします。
この顔はそんな武勇伝ではありません。朝暗いときに走っていて、途中でお腹がおかしくなってコースを変えて家に帰ろうと、団地の中に足を踏み入れた時にチエーンが張ってあったのが見えないで足をひっかけてころんだのです。
こんなに見事に転んだのは初めてです。顔面を痛打していました。
不細工やね顔を痛打するなんて。それでの瞬時に両手でカバーしていたのでしょう。顔よりも腕が痛いです。明日になっても痛みが取れないときは医者でレントゲンを撮ってもらいます。