妻の故郷


妻とは一緒に生活を始めて半年です。妻の話には田舎のそれも父母の話がよく出てきます。
父は厳しい人だったらしく、学校から帰れば夜になるまで山仕事を手伝わされていたそうです。
 皆は夏休みを楽しみにしていますが、彼女は休みの方が手伝いでしんどいから学校に行っている方が良かったと行っています。
 親には一度も優しい言葉を掛けて貰ったことが無いので親は好きでないと何時も言っています。
 面白い話があります。山で下草取りをしていた時に親父が山の上から飛ぶように降りてきてそのままひざ蹴りされて吹っ飛んだそうです。何で怒られたのか本人には理由がわからないのです。
後で分かったそうですが親父が呼んでいたそうです。ところが本人には聞こえてなかったのです。
親父は教育の一環として怒ったのでしょうが本人には分けが分からないままに蹴飛ばされたので怖さと憎しみしか残っていなかったのです。
 そんな両親に育てられたので高校を卒業して早く家を出たいと念じていたそうです。
そんな故郷ですが今となっては無性に田舎が懐かしそうでよく話をします。
 いまは両親もいないのですが、幼い時の強烈な思い出は歳とともに望郷の念に変わっていっているようです。盆休みは田舎に帰るのを楽しみにしているようですから、私も挨拶をかねて一緒に帰ってきます。
帰りは15日の予定です。
16日からまたブログ再開しますのでよろしくお願いします。
暑いですから皆さん身体に気を付けて下さい。

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