食事


         豆ひじき
大豆は前日から水につけておく。
豆は煮立ってきたら灰汁を取って柔らかくなるまで煮る。
私流は塩少々と砂糖を入れてそしてほんだしを少々入れて煮ます。
干し椎茸も前日から水につけておく。
豆が柔らかくなったらひじきを水で戻す10分ぐらいで戻ります。
戻ったらこれも私流ですが水が綺麗になるまで何度も水を代えてひじきを洗う。
ひじきをざるに取って水を切ります。
出来たら椎茸を細く切ってひじきと一緒に油で炒める。
よく炒めたら豆を入れる。豆を入れたら醤油1.みりん1・酒1の割合でいれて、砂糖を入れて
そして土しょうがの下ろし汁を少し入れる。全体に調味料をからめて少し蒸煮する。水分を飛ばして最後にごま油を少しからませて出来上がり。
私は少し甘い目の味付けにします。
大変ヘルシーな一品です。豆を煮るのに時間がかかりますね。


私の朝食は行きつけの喫茶店のモーニングで済ませています。
朝から若い主婦層は来ていませんが、パートに出かける熟年層の馴染みの女性客は結構います。
その人たちの最も多い話題は今日の食事の事です。
「あんたとこ今日は何にするのん」「今日は内は出張でいないから有り物で簡単に済ませるねん」
「いいなぁー私の所も一週間ぐらい出張してくれたらいいのに」「毎日時間通りに帰ってこられたらしんどいよ」「ほんまやね」と話しています。
 あまりにも辛辣に厳しい批判をされるので、「そんな風になったのはどちらに原因があるの」と問いますと、異口同音に「そりゃ旦那や」と言われます。
 料理は愛です。愛している人に美味しいものを食べさせてやりたいと思うから、色々と苦心して料理を作ります。料理というものはそんなものです。
 多くの奥さん方は経済を旦那に依存しているから仕方なく義務感で作っておられるわけです。
主婦業だけでなく仕事というものは意気に感じて、また楽しんで行わなければしんどくて辛いです。
 一般的に奥様方は食事を楽しんで作くっているわけではないので、毎日毎日何にしようかな考えるだけでしんどいのです。
 女性の方は特に男の子は気になって放って置けないから、男の子に手がかかる間は子供のおこぼれで食事は満足に頂けますが、その子供も親元から巣立っていけば味気ない食卓になってしまわないか心配ですね。

 男性は男の仕事と比較すれば家事なんかどうてことないだろうと決めつけて、女性の仕事を軽視する傾向があります。軽視しているから労わりも感謝の気持ちも湧いてこないでやって当たり前と考えていますが、毎日毎日献立を考えて食事の支度をするのは大変苦労なのです。

 男の中には女性に働いてもらって家計を助けてもらっている人も少なくありません。そんな家庭でも女性は仕事を終えてから食事の買い物をして帰って食事の支度をする。男は料理は女が作るものと決めつけて何にも手伝わない。手伝わないだけでなく「お前の作ってくれるものは本当に美味しい」と褒めもしないし感謝もしない。それでは先で食卓が貧しくなっても仕方がないわね。食事は愛の象徴ですから。

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