憲法改正を聞いて(5)

憲法改正の本丸は9条の改正であることは明白です。
9条改正は韓国や中国をいたずらに刺激して国益にならないから反対するという有識者も沢山います。
また一般の人は9条改正は戦争に結びつくから反対という人も多数います。
 有識者が反対する韓国や中国をいたずらに刺激するようなことをしなくてもという意見は腑に落ちません。自国の憲法を改正するのに何故他国の顔色を見て斟酌しなければいけないのしょうか。
確かに日本は中国に侵略を企て迷惑をかけました。しかしそれらは戦後処理によって精算をして、世界からそれを認められています。
 人間の感情というものは、線引きした状態で割り切ることはできないことは分ります。だけどそんなことに固執していれば、ドイツはどうなります。ロシアも酷いことをしています。何時までも感情に振り回されていては人類の発展はないので、戦後処理が終わればそれで完全にピリオドにして、新しく国づくりをしていくのが世界ルールでしょう。
世界ルールで精算が終わっているのですから、自国の憲法を改正するのに外国に斟酌する必要がどこにあるのですか。
何時までも謝り方が足りないなどと難癖をつけて、もし尖閣竹島を我が国のものにしようとするのであれば、新しく受けて立たなければ仕方がないでしょう。やれるものならやっみよ、受けて立つからという気構えと軍備が一番の抑止力になるのです。また「国交を断絶してもかまわないよ」という気構えで臨めば、わが国だけが困るのではなく、中国のほうがより困るのではないでしょうか。政治家はもっと毅然した態度で外交に臨んで頂きたいです。