灯火

梅雨の夜空を見上げればやはり星の明かりは見えない
夜空は暗く何も見えないが目線をおろせば無数の電灯が星のごとく細やに輝いており美しい
灯火は火と書く 電気のない時は薪を明かりにしていたから今もこの字が使われている
無数に輝く灯火を見ていれば気が遠くなる
あの明かりの下には無数の人間模様があり物語が綴られている
火に頼っていた時代からすれば物語は数段多く作り出されているだろう
明かりは人物を照らすだけでなく物語を作り出す
嬉しく楽しい物語もあるだろうが明かりに照らされた物語は悲哀の語が多いように感じる

http://www.youtube.com/watch?v=-zf_pzTlBuI動画です