八十八か所札所巡りの旅

 24番札所最御崎寺

 西国三十三か所札所巡りが満願になりましたので、次は死ぬまでに四国八十八か所めぐりを成し遂げたいと思い始めました。別に信仰心が強いからではありません。
 神仏は私たちに生命を授け、大自然の恵みを与えてくれています。
後は何があっても、自らの力で生きて行きなさいというのが神仏の教えだと私は思っています。
神仏に額ずいて祈願をしても神仏は直接には助けてくれません。
神仏に対する祈りはあくまでも感謝と誓いの祈願であると思っています。
それでも礼拝をしますと気持ちが落ち着きますので札所巡りをしています。
 礼拝をするときは般若心経の「羯諦偈」(ぎゃていげ)を唱え、住所と名前を唱えて礼拝します。神仏も何処から来て名前は何というかを告げなければ分らないと聞いています。

男は平均社交下手

朝ジョギングをしていますとラジオ体操をしているグループがいます。
誰が心を取っているというのではなく、誰かがラジオを持って来て始めたのが自然に人数が増えて来たという感じのグループです。
 そういうグループから少し離れてところで、一か所でなく、別々の場所で2人の男性がポツンポツンとそのグループに合わせて体操をしています。
同じ体操をするのならグループの輪の中に入ってすればいいのに、離れたところでしているのです。
挨拶をするのが嫌なのでしょうか。
口を利くのが嫌ならばわざわざみんなが集まっている場所に来なくても、何処ででも体操はできるでしょうに。人恋しくて人の集まる所には出てくるのですが、輪の中には入っていけない。
男性は本当にそういう点では社交下手で駄目ですね。その点女性は皆と挨拶を交わして積極的に輪の中に入っていきます。

蝉の使命

今朝ジョギングを終えてストレッチをしていますと、飛んでいた蝉が私の前に落下して来ました。
地面に落ちてから3度20cmほど跳ね上がりましたが、飛べないでそろそろと歩きはじめました。3mほど歩きアラカシの木にたどり着くと木を登り始めました。
二度ほど立ち止まって私たちの手の届かない高さまで登りますと、そこで立ち止まってか細い声で鳴き始めました。
飛べなくなるほど弱っているのに、まだ子孫を残すという使命をはたせていないのでしょう。必死でか細く泣いています。
生あるものは次代を担うものを残し、育てるという使命が課せられていることをおもいしらされました。 

自転車

 この暑い中子供達は自転車で元気に遊んでいました。
その姿を見て、自分が自転車を初めて乗った時のことを思い出しました。
子供のころは総体的に貧しい時代ですから、私の知っている子供は自転車を持っていませんでした。
小学校4年生の時に旧の26号線沿いに貸自転車屋が出来ました。
一時間いくらかで自転車を借り乗りました。今は補助輪が付いていますので自然に乗れるようになるのですが、補助輪の無い自転車を助けもなしに乗るのは大変な難しさでした。
地から足を離してぺテルを踏もうとしますとバランスを崩して倒れます。
やっとペダルを踏んで前に進みますと、行ってはいけない方に体が傾いて進んでしまい倒れます。倒れても倒れてもそれで擦り傷が出来ても、面白いものですからチャレンジして、1週間くらいでやっと乗れるようになりました。
今の子供はそういう苦労をしていないのではないでしょうか。
大変な苦労をした分喜びも思い出も大きく残っています。

ガソリンの高騰

ガソリンが160円になっています。
ガソリンが高騰し、電気代は高くなる。当然ながら物価も上がります。
デフレ脱却をスローガンに掲げていますが、現状では出費ばかりが増えて収入は追いついていません。
通常は収入が増えて、それに伴って経費が嵩み、物価が上がるというのが自然の流れなのですが、この度の経済政策は的を得ているのでしょうか。
こんな状態で消費税アップはとんでもないことです。
ガソリンもガソリン税を下げて対応すべきだと思います。ガソリンが高くなる。電気代も上がれば景気の足を引っ張るのではないでしょうか。

終戦記念日に思う

テレビを見ていますと、先の戦争によって多くの戦死者を出したことに対して、タレントが「もう絶対に戦争を起こしてはいけない」と思ったと言っていました。
戦争を起こさないために、憲法を改正してはいけないと思うなどとも発言をしていました。それを聞いていて、あまりにも単純すぎる発言だと思ってしまいました。
 戦争を起こしてはいけない。そんなことは当たり前のことです。
先日も竹島に韓国の議員団が視察に来ています。そのように実効支配を強めて、竹島を韓国の領土であることを強引に主張した時に、話し合いで解決出来るのでしょうか。
日本の国益を損ずることなく話し合いで解決できれば理想ですが。話し合いで解決出来ない場合はどうするのでしょうか。尖閣諸島もしかりです。
 戦争は絶対にしてはいけないのであれば韓国、中国の主張を認めてしまうのでしょうか。
 国連に委ねる等の話し合いの解決を試みても、相手が応じないときは最後は実力行使になってしまいます。
世界が自国の国益優先で動いていますので、利害が一致して友好的に進めば良いのですが、そうは行かない時は必ずあるでしょう。
歴史を見れば有事につながることは必ずある。それが現実です。そういう場合に「備えあれば憂いなし」で、備えを十分にしておくことが、国の運営にとって重要課題ではないでしょうか。中立を果たしたスイスの備えは徹底したものであると聞いています。

感謝する気持ち


朝6時台にジョギングをしているのですが、職人さん達はもうその時間から沢山出勤されています。
その姿を見ていると心の底から「ご苦労さん」と呟いています。
若い時は自分のことしか考えられんかったのが、この年になりますと、自分が支えられていることが実感できますので、おのずとご苦労さんという気持ちが湧出してきます。
歳を取ると様々なものがよく見えてきますので、年をとることも嬉しいことです。
学校の先生が「お前らも大人になったらよくわかる」と言っておられたことが思い出されます。